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執筆者の写真Mariko Oku

数珠のように繋がるいのちとご先祖様への感謝

(※英訳は、言語を英語に切り替えてご覧下さい。)

昨日はお盆の入りでしたね。


馬は足が速いので、ご先祖様が馬に乗ってはやく来てくれますように、との願いを込めて精霊馬を、


そして、お供え物を沢山のせて、ゆっくりとあの世に戻れるようとの願いを込めて、精霊牛を、それぞれ子供達が手作りして、




迎え火を焚いて、




灯りを夜通し灯してご先祖様をお迎えしました。



オレンジの可愛いほおずきは、お盆の定番ですが、ほおずきはその形から提灯に見立てられ、先祖様の道しるべとなってくれます。



お盆の風習はもともと、お釈迦様の弟子の目連(もくれん)が、神通力でもって、母親が地獄で苦しんでいるのを知り、母親の罪を軽減するために、供養を実践したのが始まりと言われています。




行事としてお盆を日本で初めて執り行われたのは、606年の推古天皇による、「推古天皇十四年七月十五日斎会」なのだそうです。




ちょうど平成から令和の切り替わりに他界した義母は、子供達をとても可愛がってくれて、特にメロン🍈が大好きな孫のために、メロンやらおやつやら絵本やら、毎回沢山お土産を抱えて、子守に来てくれていました。



朝起きたら、温かいものを感じて、身体は無くなっても、義母はいつも子供達を見守ってくれているのだなぁと感じます。



人類の歴史を振り返ると、歴史には良いことだけでなく、飢饉や疫病、戦争など、幾度もの苦難の歴史もありました。


今私達がここにいるということは、そのような困難を乗り越えて、生きぬいて下さったご先祖様が、命を繋いで下さったからこそ。


自分の父と母、そして祖父と祖母、曽祖父と曾祖母…順番に遡っていくと、今ここにある私の命は、計り知れない人々が繋いで下さった生命によって、生かされているのだ、と気付きます。


そして、そうやって果てしなく遡っていくと、最終的に、世界中の人々は、皆同祖として、一つに繋がっているのではないでしょうか。



ご先祖様に感謝


そして今日という新たな日を迎えられたことに感謝



ご家族水入らずで、良いお盆をお過ごし下さい。


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